治療は15程で終了し、腫れやひきつれなどのダウンタイムも少ないことが特徴です。 コストも比較的お手頃なため、初めて糸リフトを受ける方、スレッドリフトを受けたいが費用面で悩んでいる方にはおすすめの治療の1つです。
糸を1本入れたら、その糸の引っかかった部分を線状に持ち上げることができます。

クイックリフトで使用される糸は、1mm弱の太さの糸にトゲトゲがついており、これを組織に引っ掛けて持ち上げます。ただ、お顔の筋肉は起きている間は常に動いているため、トゲトゲは次第に外れて、徐々に元の状態に戻ります。一方で、糸の周辺は異物反応により癒着するため、ある程度落ち着くとそれ以降はたるみ予防効果が発揮され、これ以上落ちないように働きます。

ただ、効果の持続が他の糸リフトと比べると短いため、しっかり効果を持続させたい方にはテスリフトをおすすめします。

また、 1mm弱の太さの糸にトゲトゲがついているところまではクイックリフトと大きく変わりませんが、その周りにさらに同素材の細いネットがついています。クイックリフトに比べ引っかかりも良く、周辺組織と絡みついてしっかり癒着します。そのため、リフトアップした期間も、たるみ予防の期間も、クイックリフトよりは効果の持続が長いです。現在、糸の素材を変えることで長持ちさせるPLLAやPCL製の糸もありますが、リフトアップ期間よりもたるみ予防の期間をメインに延びるため、それに対してテスリフトはリフトアップ期間を延ばしたいというほとんどの方のご希望に答えられます。

さらに、テスリフトは周辺の脂肪を萎縮させる効果が強く、2〜3ヶ月後にお顔の容積が小さくなります。このタイトニング効果で縮んだ脂肪は糸が溶けたあとも、基本的には戻ることはありません。